景況感調査■4割が「売上悪かった」、震災の影響も PDF 印刷 Eメール
掲載号: 979号(5/24)16面   

景況感調査■4割が「売上悪かった」、震災の影響も

リフォーム市場 景況感調査 ≪2011年3月≫

リフォーム市場 景況感調査 ≪2011年3月≫

本紙独自調査による「リフォーム市場景況感調査」。リフォーム会社に対して、「引き合い」「受注」「売上」「単価」「粗利益」「利益」の6項目について、前月比、前年同月比の調査を行った。今回は2011年3月の実績について。

3月11日の東日本大震災の影響が大きかったと考えられるのが③の売上。前年比で「良かった」が36%なのに対し、「悪かった」が39%と3ポイント上回っている。④単価も、先月までは「普通」が5割以上を占めることが大半だったが、今月は大半が「悪かった」にシフトしている。それらの影響に伴い⑤粗利益は「普通」が38%ともっとも多いものの、悪化傾向の企業が改善した企業よりも多く、粗利益確保は厳しかったもよう。⑥利益は「前月比」「前年比」とも「悪い」が「良い」を上回った。とくに前年比では「悪い」が8ポイントも上回っており、前年より経営環境が悪化した傾向があるようだ。


【調査概要】リフォーム会社63社にアンケート調査(期間5月10日~5月13日)

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≪リフォーム会社の声≫

ハウスドクター山口(山口県) http://www.housedoctor.jp/ 三宅友紀氏

「水まわり品が納品されなかった。影響は4月にでそう」

3月の売上は“前年並”を確保でき、前月との比較では好調の結果となりました。震災の影響が出てきたのはむしろ4月に入ってからでしょうか?やはり水まわり品の納品が4月中旬以降までなく、ずっと工事が引き延ばしになってしまいました。

3月の好調要因は、この時期におこなった「外壁塗装キャンペーン」が大きかったと思います。足場の半額サービスを実施しました。お客さんは半分がOB顧客ですが、残り半分で新規のお客さんを取り込むことができました。当社では2ヶ月に1回、キャンペーンやイベントを行うことになっていますが、今回初めてのこの外装キャンペーンはかなり好評でした。キャンペーン開始の前日に折込み広告を入れて、キャンペーン開始とともに営業エリアを回っていくスタイルをとりました。


土佐ハイム(高知県) http://www7.ocn.ne.jp/~thaimu/ 濱田鋼一社長

「設備商品が揃わず、やむなくイベントを中止」

3月単月の売上は前年比マイナスとなったのですが、これは前年この時期に大きな仕事が入った裏返しで、状況としては悪くありませんでした。高知ですから震災の影響はほとんどなく…。ただお風呂まわりの納品が連休後までずれ込み、待ってもらったところも2件ありましたね。キッチンやトイレ、窓・サッシは2週間程度の遅れで済み、それほど困りませんでした。

例年ならこの時期と秋の年2回、独自のイベントを行っているのですが、今回は水まわり商品が揃わず中止しました。秋には開催します。それといま取り組んでいるのが、2ヶ月に1回出す定期便「土佐ハイムのお便り」です。2年前からスタートしていますが、最近軌道に乗り始めました。今の時期は断熱サッシと窓、台風の季節には屋根というように、季節に合った商材を紹介するもので、OB顧客を中心に400部発行しています。

 
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