既存集合住宅の性能を5つ星評価 マンション評価ナビ PDF 印刷 Eメール
掲載号: 1012号(2/14)2面   

既存集合住宅の性能を5つ星評価 マンション評価ナビ

独自に調査したマンションの性能を公開している
▲独自に調査したマンションの性能を公開している

消費者が手に入れにくい中古マンションの情報をオープンにすることで、購入の判断をしやすくしようと取り組んでいるのが風(東京都港区)の大久保恭子代表。サイト「マンション評価ナビ」で既存集合住宅の情報公開を進めている。

同サイトで紹介している物件は山手線の主要駅周辺にあり、総戸数が200戸以上のマンション。2012年1月31日時点では、423件が紹介されている。

それぞれのマンションのどんな情報を公開しているかというと、「拠点性」「住環境」「居住性(住戸、共用部分)」「維持管理」といった項目だ。

例えば、「維持管理」という項目の詳細を見てみると「修繕計画・実施の状況」という評価項目がある。つまり、このマンションが適切にリフォームがなされているかどうか、ということがサイトを通じてわかるようになっている。マンションによっては修繕積立金の金額や、その金額が国のガイドラインと比べて高いのか低いのかといったことまでアドバイスされているものもある。

物件の調査は建築士の資格を持つ検査員が一般消費者と同様に仲介会社を通じて物件を検査する。調査項目は101項目で、五つ星で評価する。あくまで覆面調査となるため、第三者性の高い情報となり、購入の際の判断指標になりやすい。

大久保氏は「築年数が古ければ古いほど公開されている情報が少なく、それが中古マンションの流通の阻害要因のひとつとなっている。このサイトを通じて消費者が中古物件を買う際にどのような点を見なければならないかの判断の方法を提供したい」と話す。

また、更に中古流通を増やすためには「仲介現場でのリフォーム情報の提供が必要。築20年を超えるような古い物件はリフォームを前提で購入するケースが多いため、仲介会社とリフォーム会社が連携を図ってプランと予算を提案できるようにするなどの工夫が求められる」と話す。(この続きはこちらから…

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