防犯対策は窓まわり強化が最も重要 PDF 印刷 Eメール
掲載号: 938号(7/13)14面   

防犯対策は窓まわり強化が最も重要

日本における侵入盗はここ2年減少傾向にあるが、2万件という高い水準で変わらず推移している。平均すると1日に67件、21分で1件という割合だ。日々発生する住宅侵入を未然に防ぐためにはどうすればいいのか。犯罪の手口から犯罪対策となるリフォーム提案方法を紹介する。


■戸建住宅の場合ピッキングは0・4%

そもそも住宅の侵入はどのようにして行われるのだろうか。警察庁の資料によると、戸建て住宅の場合、侵入手口の71%がガラス破りとなっている。次が無施錠16%、ドアの破損3%と続くが、近年話題となったピッキングはわずかに0・4%。窓が泥棒の主要な侵入場所となっていることがわかる。

つまり戸建て住宅の場合は窓の防犯性能を向上させることが、最も住宅侵入を防ぐ上で有効だ。

また、こんなデータがある。泥棒がどのくらいの時間で侵入をあきらめるかというと、5分以内が約70%。5分~10分が約20%だそうだ。つまり、90%の泥棒は10分で侵入できなければ、諦めてしまうということだ。まず10分間侵入に耐えられる窓を設置することが、犯罪を防ぐ大きなカギになる。


■ガラス破りの方法は主に3種類

具体的なリフォーム提案方法としては、特に防犯ガラスの設置をオススメする。主なガラス破りには「こじ破り」「打ち破り」「焼き破り」3つの種類があるが、防犯ガラスはこじ破り、打ち破りの2種類に大きな効果を発揮する。焼き破りは小さな穴が短時間であいてしまうものの、補助錠をつけることで、侵入は防止可能だ。

また、他の窓の侵入対策法として、「防犯フィルムの施工」「カギつきのクレセントの設置」「内窓の設置」などがある。防犯リフォームで安心できる住まい環境を提案したい。

一戸建ての侵入経路

 
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