MUJI HOUSE、暮らしのノイズをなくすリノベーションの販売を開始
(写真:シンプルな壁を作ることで、アートなどのお気に入りの物が際立つ暮らしを送ることができる)「隠す収納」で生活感をなくした。無印良品のユニットシェルフがぴったり収まるサイズの大きな開き戸収納を導入。キッチンや洗面を収納と一体の仕上げとすることで生活感を隠し、空間を整えた床にはリノリウムやカーペットの採用など、お気に入りの物を引き立てるベーシックな素材を選んだ灯具を見せずに天井面を整える収納や水回りでゆるやかに仕切ることで、ひとつながりの空間でありながら、心地良い距離感を生み出している断熱性能はZEH水準を標準仕様とする。新築基準以上の断熱性能を確保することで、家の隅々まで空調の行き届くひとつながりの空間を実現できる7月に東京・銀座に「MUJI INFILL FLAT」のモデルルームをオープンした。広さは67平米。同施設の特徴を紹介する。MUJI HOUSE(東京都文京区)はこのほど、暮らしのノイズをなくすリノベーション「MUJI INFILL FLAT(インフィル フラット)」の発売を開始した。併せて、東京・銀座にモデルルームを開設。生活感をなくす「隠す収納」などにより、お気に入りの物を楽しめる暮らしを実現している。隠す収納で生活感を排除同商品のコンセプトは「暮らしを主役とするため、生活空間のノイズを徹底してなくす」というもの。アートやグリーン、家具などお気に入りの物を楽しめる暮らしを実現できる。リノベーション事業本部の豊田輝人本部長は「可能な限りノイズをなくしたフラットな空間を実現するデザインにしました。そうすることで、お気に入りの物を楽しめる暮らし方を提案しています」と語る。対象はマンションで、主なターゲットは50〜60代に据える。概算金額は66平米で約1562万円(税込み)とし、施工エリアは1都3県の一部地域、大阪府・兵庫県の一部地域。新築マンションの価格が高騰する一方で、同社のアンケート調査では「今後住みたい場所」として都会を挙げる回答が多く見られた。また、工業市場研究所(東京都港区)の調査によれば、リノベーション市場は拡大する傾向にある。性能向上リノベーション「MUJI INFILL 0」において、50代以上の契約者や仕様にこだわりを持つ顧客が増加。こうした背景を受け、マンションのリノベーションによって実現できる暮らしの選択肢を広げるためにMUJI INFILL FLATの販売を開始した。
更新日:2025年09月07日
Special
【2025年版】設備建材メーカー売上ランキング、LIXIL、日本ペイント、TOTOがベスト3
主要な設備・建材メーカー81社の最新決算をまとめ、売上高順にランキング化した。売上高1位は昨年同様LIXIL(東京都品川区)だった。メーカーの76%が増収だったが、収益面で苦戦する企業が過半数を超えた。売上1位はLIXILで1.5兆円売上高1位はLIXILだった。前年から1.4%増の1兆5047億円、利益は35%増の313億円となった。水まわり事業(LWT)が堅調で、同部門の売上高は3%増、利益は16%増の増収増益だった。国内のリフォーム需要が高まり、売上構成比は3ポイント増の54%に上昇。2位は塗料大手の日本ペイントホールディングス(東京都中央区)だった。売上高は15.8%増で1兆円を超えた。3位はTOTO(福岡県北九州市)。売上高は3%増の7244億円と過去最高を更新。営業利益も同13%増の484億円の増収増益。なお、リモデル売上は4%増。一方、新築売上は4%減だった。
- 話題のキーワード