| 福岡中心に直営10店舗、外構専門店展開 グリーンライフ産業【福岡県福岡市】 |
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| 掲載号: 952号(11/2)4面 | |||
福岡中心に直営10店舗、外構専門店展開 グリーンライフ産業【福岡県福岡市】![]() エクステリア・ガーデン設計施工の有力会社グリーンライフ産業は業界としては異例の直営10店舗を展開する。福岡を中心として佐賀、山口にも進出し、住宅リフォーム事業にも本格的に着手した。中村和男社長に今までの軌跡、リフォームへの取り組みなどを取材した。 自ら燃える社員を作る――何年から消費者向け店舗グランド工房を始められたのですか。 中村 2000年に第1号店として新宮店を出しました。それまで役所の仕事を中心に展開し、個人への営業は行っていなかったので、そこで企業収益をあげようとは考えていなかったです。とにかくノウハウを学びたいと。4~5年ぐらいはチラシをうつなど、色々学ばせていただいて、2号店の宗像店を出しました。 ――多店舗展開をどうして考えたのですか。 中村 グランド工房という1エリアだけの店舗をやっても、事業的に考えれば妙味はありません。社会的に考えても日本全国からここにくるとは考えられないわけです。だから地域、地域のニーズのあるところに出て、ベースをつくって地域にお役立てするのが当然です。 ――多店舗展開に必要不可欠な人材教育をどのようにしていますか。 中村 多店舗展開できるかどうかはそこの会社の企業イズムがどうなのかというところに帰着するでしょう。武田信玄は「人は石垣」と、戦国時代の中でお城1つ作らずに戦いました。お城をつくらずになぜ後世に名を残すような武田軍を作れたのか。要するに部下を信じていたのでしょう。行き着くところは同じ、経営の妙味は人を如何に育てるかだと思います。自ら燃えるような社員をどのように作り出すか。 ――燃える社員はどのように作るのでしょうか。 中村 毎月、勉強会をやっています。わが社の生き方という一つの冊子をつくっておりましてその冊子で2時間勉強します。ただ、グリーンライフという会社がどういう想いをもって仕事をしているかなど、それを勉強したからといって業績が上がるわけではありません。金儲けを中心としたらそんな思いにはならないはずです。次の日本を背負うのは若者だからという根底があるからそういう時間も取らせていただいている。 ――消費者向け事業を展開し、一番苦しかったことはなんですか。 中村 広告宣伝費です。それまでは下請けだから広告宣伝費は必要ありませんでした。それまで我々は受注産業ですから、決まるか決まらないか分からないのに、いちいちお金を使えない。そこに毎月使わねばならないですから、これは自分との戦いでした。店さえ作れば人が来てくれると勘違いして失敗する経営者もたくさんいました。それほど市場は甘くないです。ホームセンターなど、認知されているのにチラシをうつ。ましては海のものとも山のものとも、分からない私達にお客様が来るわけがない。 ――2000年当時は周りにガーデン施工を行う店舗が少ないと思いますがお客さんからの反応はどうでしたか。 中村 ある程度の予備知識はありましたが、どれだけ来てくれるか心配だったですね。ただ、当時はチラシだけで十分対応出来るだけの引き合いがありました。 ――困っていたお客さんが多かったのですかね。 中村 当時、ガーデニングはお客さんがホームセンターからいろんな商材を買って自分なりに楽しむような創造性を発揮して楽しまれていたと思います。でもやっぱり重たいものだとか、ご家族でやるのはなかなかできない。ガーデンニングをするためのステージづくりを僕らがしなくちゃいけない。 ――どういった点が消費者の方々に支持されたのか。 中村 消費者の方々は家を建てて、最低限の状態ができてお引越しする。ところが住宅環境としてはそれでいいはずがない。いざ生活が始まると隣のトイレや台所の窓が自分のところの居間からまるみえですし、生活して初めて近隣との環境と兼ね合わせて考えなくてはならない問題に気付く。引越しして初めてココが気になる、あそこが気になる、目隠しが欲しいといった思いが当然出てくる。 【グリーンライフ産業「グランド工房」 中村和男 社長】
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