今期100店舗、売り上げ300億円を計画 ナカヤマ【埼玉県上尾市】 PDF 印刷 Eメール
掲載号: 1010号(1/31)3面   

今期100店舗、売り上げ300億円を計画 ナカヤマ【埼玉県上尾市】

ナカヤマ 西野純一常務

キッチン展示数90台、1000平米の大型店化を推進

「1000平米の大型店の出店」「キッチン、トイレなどオリジナル商品の開発」「TVショッピングによるリフォーム提案」など、新しい取り組みを次々に始めているナカヤマ(埼玉県上尾市)。今期は100店舗、売り上げ300億円の大台突破を計画しており、未開のエリアへの出店も進めている。西野純一常務に最新の動きと今後の戦略を聞いた。

47都道府県制覇へ

――47都道府県すべてへの出店を目標とされていますが、出店していない地域はどのくらいあるのですか。
西野 現在92店舗となりましたが、まだ出店してない地域は多数あります。大都市で言うと広島、あと島根や鳥取にもまだ店舗はありません。

――大体1店舗あたりの面積は300~500平米でしたよね。
西野 そうです。ただ、最近は月1店舗のペースで既存の店舗を1000平米に拡大しています。

――1000平米とは広いですね。どの地域の店舗を大型化しているのですか。
西野 近々で言うと今年の頭に富山ショールームを移転、拡大しました。あと長野県の佐久ショールームは弊社で一番大きく、展示スペースで450坪あります。

――なぜ既存の店舗面積を大きくしているのですか。
西野 今までのショールームですと、弊社の全商品が置き切れないからです。また、リフォーム会社の中には店舗を持たない会社がたくさんありますので、ショールームで早く差をつけたいと考えています。300~500平米の店舗なら他の会社でも作れますが、まねができない規模にしたいと考えました。

――富山や長野から大型化を始めた理由は何ですか。
西野 社員のやる気を重視しているので、「うちからやってほしい」と社員が手を上げた地域から始めているからです。

――ただ、ショールームの大型化にはかなりのコストがかかると思いますが、その点はどのように解決しているのですか。
西野 店舗維持のための費用はかかりますが、改装は自社施工部隊で行うことでコストを圧縮できています。また、置いてある商品も自社商品がメーンなので、コストが上がる要因にはなりません。1年で出店にかかる投資を回収して2年目から利益が出る体制にしています。

――建物をイチから建てるわけではないのですか。
西野 既存の建物を使います。たぶん住設メーカーのショールームはキッチンが15~30台くらいありますが、うちは90台展示してあります。日本一の展示台数ではないかと思っています。

――えっ、キッチン90台ですか。それはメーカー品も入れて90台ですか。
西野 いえオリジナルのみです。またオリジナル商品で言うと住宅エコポイント対象の外壁材やフローリング、トイレ、洗面化粧台など、ほとんどの商品を製造しています。OEMだったユニットバスも間もなく、完全に自社の工場で作る形にします。

――どこかの工場ラインを借りているのですか。
西野 違います。自社工場です。例えばフィリピンではタイルを作っているのですが、ここでは断熱材、金属サイディングも製造しています。トイレは韓国の工場で作っています。

――しかし、工場を造ると膨大な費用がかかりますよね。メーカー品を仕入れる前と比較してどのくらいコストダウンできたのでしょうか。
西野 機械の減価償却も考えて3割以上です。店舗数が増えれば販売量も伸びるので利益率が上がります。

――そうなりますと、販売商品のほとんどが自社のオリジナル商品になるのですか。
西野 例えばトイレですとINAXやパナソニックも取り扱っています。弊社の場合、何が良いかというとメーカー商品も売っているため、お客様が選べる点です。ただ、安いからオリジナル品を買う確率は高いです。キッチンに関しては8割オリジナルです。(この続きはこちらから…

オリジナルキッチンが記載されたナカヤマのチラシ
▲オリジナルキッチンが記載されたナカヤマのチラシ

【会社概要】

  • 所在地 : 埼玉県上尾市
  • 代表 : 中山嘉己
  • 設立 : 1990年8月
  • 資本金 : 1億4000万円
  • 年商 :年商270.2億円
  • 店舗数 92店舗
  • 社員数 : 950人

ナカヤマ

 
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