空間提案型ショールームに月150人来場、「豊かで心地よい日常」がテーマ
(写真:住宅エリア。空間を壁で仕切らず、コミュニケーションを取りやすい設計)ミサワホーム(東京都新宿区)はこのほど一般顧客からのリフォーム受注拡大を目的に、東京・目黒にオフィス併設型のショールームを新設した。住宅エリアは44坪、オフィスエリアは41坪だ。設備展示ではなく空間展示のショールームにすることで、全面改装後の「豊かで心地よい日常」を体感できる場を顧客に提供する。住宅エリアは「つながり」「家事のサポート」「ウェルネス」「そなえる」の4要素をテーマに設計。例えば「つながり」では、リビングに面したキッチンや、ダイニングを見渡せる中2階に子どもの勉強スペースを設けるなど、家族間の視線が自然とつながる空間づくりを意識した。「家事のサポート」では、家事の効率性を重視し、洗濯、部屋干し、アイロン、衣類の収納を一貫して行えるランドリールームを提案。顧客のニーズから生まれたアイデアも多く、現代の多様な暮らしに寄り添う工夫を凝らしている。
更新日:2025年09月05日
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【2025年版】設備建材メーカー売上ランキング、LIXIL、日本ペイント、TOTOがベスト3
主要な設備・建材メーカー81社の最新決算をまとめ、売上高順にランキング化した。売上高1位は昨年同様LIXIL(東京都品川区)だった。メーカーの76%が増収だったが、収益面で苦戦する企業が過半数を超えた。売上1位はLIXILで1.5兆円売上高1位はLIXILだった。前年から1.4%増の1兆5047億円、利益は35%増の313億円となった。水まわり事業(LWT)が堅調で、同部門の売上高は3%増、利益は16%増の増収増益だった。国内のリフォーム需要が高まり、売上構成比は3ポイント増の54%に上昇。2位は塗料大手の日本ペイントホールディングス(東京都中央区)だった。売上高は15.8%増で1兆円を超えた。3位はTOTO(福岡県北九州市)。売上高は3%増の7244億円と過去最高を更新。営業利益も同13%増の484億円の増収増益。なお、リモデル売上は4%増。一方、新築売上は4%減だった。
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