リノベ×カフェ店舗を福岡初出店 リノベーション売上高18億円へ
(写真:福岡にも店舗を出店した)リノベーション事業を主軸とするスクールバス空間設計(大阪府大阪市)が、2つの取り組みを強化している。2025年9月期のリノベーション売上高は、前期比4%増の18億円を見込む。主に取り組むのは、多店舗展開と部分リノベと買取再販だ。多店舗展開でリノベ18億円に東京だけでなく福岡にも出店1期目で売上3億円同社は2017年に設立し、中古物件の仲介やリノベーションを手掛ける。アメリカンスタイルをイメージしたカフェで集客するのが強みだ。現在の店舗数は8。関西圏である大阪、京都、兵庫だけでなく、昨年は東京、今年は福岡と出店し、多店舗展開している。今期のリノベーション売上高は、前期比4%増の18億円(完工ベース)を見込む。東京店は1期目で売上高3億円以上になる見込みで、カフェへの来店者数は月平均3000人に上る。昨年、初めて関西圏以外に店舗を出店したにもかかわらずだ。田中将司社長の戦略は、多店舗展開による分散戦略。「1拠点での拡大よりも、各拠点で2〜3億円の売上高を積み重ねる方が安全。万が一、大型店がダメになった時のリスクが減る」と考えるためだ。
更新日:2025年09月18日
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【2025年版】設備建材メーカー売上ランキング、LIXIL、日本ペイント、TOTOがベスト3
主要な設備・建材メーカー81社の最新決算をまとめ、売上高順にランキング化した。売上高1位は昨年同様LIXIL(東京都品川区)だった。メーカーの76%が増収だったが、収益面で苦戦する企業が過半数を超えた。売上1位はLIXILで1.5兆円売上高1位はLIXILだった。前年から1.4%増の1兆5047億円、利益は35%増の313億円となった。水まわり事業(LWT)が堅調で、同部門の売上高は3%増、利益は16%増の増収増益だった。国内のリフォーム需要が高まり、売上構成比は3ポイント増の54%に上昇。2位は塗料大手の日本ペイントホールディングス(東京都中央区)だった。売上高は15.8%増で1兆円を超えた。3位はTOTO(福岡県北九州市)。売上高は3%増の7244億円と過去最高を更新。営業利益も同13%増の484億円の増収増益。なお、リモデル売上は4%増。一方、新築売上は4%減だった。
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