太陽光1ヵ月で500件、見積もり130件 かながわソーラーバンクセンター【神奈川県】 PDF 印刷 Eメール
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太陽光1ヵ月で500件、見積もり130件 かながわソーラーバンクセンター【神奈川県】

神奈川県が太陽光の仲介を行う「かながわソーラーバンクセンター」を開設してから1ヵ月が経過した。
消費者にとってみると太陽光発電を安価に購入できる反面、事業者からは「民業圧迫」との異論が出ていた政策だけに、開始後の影響を取材した。

「県民の認知度は低い」との意見が多数

「かながわソーラーバンクセンター」とは太陽光設置を希望する県民の相談とプランの紹介を行う施設。予算や現在の屋根の状況をもとに、県が選考した33プランの中から適正と思われるものの見積もり申し込みを受け付ける。県の構想「10年以内に投資費用を回収できるもの」の考えをもとにプランは作成されており、平均価格は太陽光発電普及拡大センター(J‐PEC)が出している値(平成23年4月~9月)の55万7000円/kWを大きく下回る。33プランの平均価格は約49万/kW、安価なプランは41万円/kW台もあり、県民はリーズナブルに太陽光を購入可能だ。

12月22日に窓口が開設されて1ヵ月。問い合わせ・窓口訪問件数は約500件、見積もり依頼数は約130件となった。具体的な契約件数は今後集計される予定だ。

ただ、この数値を見て「少ない」と冷ややな反応を示す県内の事業者は多い。S社は「ローン先として入っている銀行の支店長も仕組みを良くわかっていなかった。県民の認知度は低いのでは」と話す。また、K社は「県が新しい仕組みを作るということでユーザーの購入控えから、昨年の11月と12月は受注減が続いた。スタートしてからもこの数値では需要増に結びついていると思えない」と言う。

また、「もし設置の話がきても利益を取れないため、この仕組みを早くやめてほしい」とS社は話す。「かながわソーラーバンクセンター」のプランで設置を行うと従来15%取れていた利益が5%になり、事業として成り立たないと嘆く。

今後県では2月5日小田原市、2月11日平塚市、2月18日相模原市でソーラーバンクの説明と相談会を行う予定。事業者から異論が多い政策ではあるが、今年度の終わりの3月末まで、その経過に注目していきたい。(この続きはこちらから…

かながわソーラーバンクセンター

 
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