「生活をガラリと変える屋上提案で新市場作る」 東邦レオ【大阪府大阪市】

新築での屋上庭園実績は今期700棟の見込み
RC造の屋上緑化で実績を持つ東邦レオ(大阪府大阪市)が昨年の4月から屋上庭園を木造住宅向けに商品化して好調に販売実績を伸ばしている。2月にはリフォーム向けの商品もリリースする予定だ。木造戸建て市場で新たなマーケットを作り出そうとする橘俊夫社長を取材した。
リフォーム向け屋上庭園商品リリース
――2月1日に木造戸建て向けに屋根を屋上庭園に変えるリフォーム商品をリリースするそうですね。 橘 屋根を葺き替えるのと同じくらいのコストで、防水を行い、屋上を庭園にできるプラスワンリビングのリフォームバージョンを開発しました。ポイントとなるのが、コストをオンするのではなく、屋根リフォームと同じコストでという部分です。今の時代、どんなに良いものでもコストが高いものは売れない。150万円からという低コストで実現できるようにしています。
――新築戸建て向けの屋上庭園化商品を昨年の4月から展開していますが、そちらと基本的なコンセプトは一緒ですね。 橘 ええ。普通の屋根と屋上庭園付きの住宅。同じ価格だったらどちらを選びますかということが大きな差別化の強みになっています。徹底したパッケージ化によって、この低価格を実現しています。基本のパッケージはいうなれば素うどんです。プラス40万円でアウトドアダイニングプランなどの置く家具とセットになったパッケージも用意しています。
――30坪くらいの戸建てで、屋上に15坪の空間ができるというのは確かに大きい。 橘 屋上庭園のある生活が始まるとお施主さんのライフスタイルが大きく変わります。人を家に呼ぶ、家族のコミュニケーションが増えるなど、生活シーンの充実が起きるわけです。これは施工を行なってきて、お客様の暮らしを見せてもらって私たちも初めてこれほど大きな変化が起きると知った部分があります。感動体験を与えられる商品だと考えています。
――工務店やリフォーム会社が加盟店となって販売を行なう形ですね。 橘 新築の場合、屋上庭園で利益は取らないようにしてもらっています。プラスワンリビングは差別化の大きなポイントとなります。これを決め手に受注を決めていただけるわけです。ですから、加盟店にも約束をしてもらっています。エリアを渡すけれども、売れなかったら降りてください、受注が発生したら材料代は前金でくださいという2つの条件です。
――その2つの条件のもととなるこのビジネスへの御社の考え方も独特ですね。加盟料なし、ロイヤリティなしということですが。 橘 普通、こうしたネットワークでは加盟料やロイヤリティを取るのが当たり前だと思いますが、加盟店さんが売り上げが上がって初めてウチが儲かる仕組みになっています。地域で頑張る中小の企業と一緒に広めていきたいのです。大手ハウスメーカーにはお売りしませんし、差別化の武器として利用していただく。だから、儲けをこの商品に関しては工務店の方には取らないでもらっています。こうした考え方に賛同していただいた会社に加盟店になってもらって、今は150社近くまでになっています。(この続きはこちらから…)
【東邦レオ】
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