買取再販売上78%増 MJ TOKYOの中古物件仕入れ再生術
平均550万円をかけてリノベーション東京23区内を商圏に、マンションの買取再販で着実に業績を伸ばしているMJ TOKYO(東京都文京区)。30平米台の単身用マンションから都心の億ションまで幅広く取り扱い、仕入れから引き渡しまでの回転率アップに注力した販売方法を実践。営業5名の少数精鋭ながら2024年11月期は販売戸数41戸、売上高は前年比約78%増の19億6000万円だ。東京23区を商圏に販売戸数41戸26歳で立ち上げ同社は2008年に設立。不動産業界で売買仲介や投資用物件販売などでキャリアを積んできた原田智成社長が26歳の時に立ち上げた会社だ。「当時から買取再販をやりたかったのですが、銀行からの融資が難しくて。最初は仲介業をやりながら、徐々に買取再販に着手してきて、社員を雇って本格的にはじめたのが2018年くらいです」(原田社長)現在、同社営業は5名体制。東京23区を商圏に中古マンションをコンスタントに仕入れ、業績は年々伸長。2024年11月期は販売戸数41戸で、うち40戸がマンションで1戸が戸建て。売上高は前年の11億円から約78%増の19億6000万円となった。
更新日:2025年08月16日
Special
【買取再販年間販売戸数ランキング2025】カチタス、レジデンシャル、リプライスがベスト3
本紙は昨今注目を集める「買取再販」ビジネスの主要企業を調査し、販売戸数順にランキング化した。買取再販物件の年間販売戸数が最も多かったのはカチタス(群馬県桐生市)となった。同社は調査開始以来12年連続1位となった。--歴代【買取再販年間販売戸数ランキング】一覧はこちらをクリック--『中古住宅・買取再販&リノベ市場データブック2025-2026』ランキングの詳細解説を含めた書籍が好評発売中!目次・購入はコチラカチタス、5597戸で1位堅持レジデンシャル不動産、2106戸で2位買取再販とは中古住宅を購入し、リフォームした後に販売するビジネスのこと。販売戸数1位はカチタスで5597戸。前年比1%増とほぼ横ばいとなったが1位を堅持。2位はレジデンシャル不動産(東京都足立区)で、2106戸。昨年より11%増と大幅な伸びを記録し、2位を維持した。マンション買取再販では1位。同社は中古マンションの買取再販に特化した企業で、全国主要都市の郊外エリアを中心に事業を拡大。人材採用や仕入れから販売までの分業制などに強みがある。3位は昨年同様リプライス(愛知県名古屋市)で1775戸。前年比8%増と好調で、3位をキープした。同社はカチタスグループの1社。
- 話題のキーワード