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キツタカ、建具・床材事業を本格スタート

キツタカ、建具・床材事業を本格スタート

キツタカ
橘高勝人社長
1243号 (2016/12/06発行) 10面
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キツタカ 橘高勝人社長(中央)と建具プロジェクトのメンバーキツタカ 橘高勝人社長(中央)と建具プロジェクトのメンバー

 畳・襖の総合メーカー、キツタカ(東京都大田区)がオリジナルの建具と床材の事業を本格的に開始した。大手メーカーに匹敵する品質を低価格で実現。売上高10億円の事業に成長させたい考えだ。橘高勝人社長に、新事業の展望と新商品の特徴について聞いた。

傷に強い塗装面材ドア

――オリジナル建具開発の経緯は。

 広島県福山市の木工会社と直接提携できることになり、今春、社内に「建具プロジェクト」を立ち上げました。半年かけて商品開発を進め、大手メーカーに劣らない品質で、なおかつ値段も安いこだわりの建具が完成。今月1日から発売しています。

――こだわった点はどこですか。

 一番こだわったのは表面仕上げです。傷が付きにくく反りにくい塗装面材のプレミアム仕様と、丈夫で値段も手ごろなシート面材のスタンダード仕様の2つのグレードをそろえました。エンドユーザー向けには、VOC(揮発性溶剤)不使用の安心・安全な木質用塗料を使った、高意匠のプレミアム仕様を。賃貸物件などで予算を抑えたい場合はスタンダード仕様をお勧めします。

――価格も安く設定しているそうですね。

 スタンダード仕様では、一本当たり材工一式で1万7000円ほど、本体のみで1万3000円ほどで提供します。プレミアム仕様ならおよそ2000円アップになります。大手の他社さんと比較して1本当たり4000円くらいの差別化ができます。

――リフォームでの1本単位の注文にも対応しますか。

 「畳1枚から心を込めて」が当社のポリシーですから、建具も1本から当然やらせていただきます。さらに、ドア本体と枠セットでハウスメーカーさんなどにも卸していきます。

キツタカ オリジナルの木製室内ドアオリジナルの木製室内ドア

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