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住宅メンテ組合、中古戸建ての床下診断・年6000件

住宅メンテ組合、中古戸建ての床下診断・年6000件

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シロアリ防除の組合が始めた新ビジネス

 中古住宅の床下診断は年間6000件。大阪府高槻市にある害虫駆除剤などの商社、環境機器と防蟻剤メーカーの大阪ガスケミカル(大阪市大阪府)が始めた「日本長期住宅メンテナンス有限責任事業組合(以下、メンテ組合)」の活動がめざましい。この組合はシロアリ防除会社らなど60社からなるネットワークで、目下取り組んでいるのが中古住宅流通の際の床下診断。なぜこれほどまでの診断依頼が来るのか。

住宅メンテ組合 中古住宅流通活性化に伴い床下診断需要が高まっている中古住宅流通活性化に伴い床下診断需要が高まっている

依頼急増の理由は?

 「東急リバブルさんを始め、大手の不動産仲介会社十数社、そのほかに大手の小売や買取再販業者から数多くの戸建ての床下診断の依頼を頂いています」。こう話すは、組合長を務める環境機器の社長、片山淳一郎氏。診断は前期ベースで年間6000件。なんと今期は1万件を超える見込みだという。

 依頼者の中心は不動産仲介会社だ。なぜなのか。例えば東急リバブルでは「リバブルあんしん仲介保証」というサービスを行っている。これはリバブルが売り主に無償で建物検査を実施し、一定の品質がある建物については保証付きで売りに出すというサービス。

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