2017年、リフォーム業界・中古住宅流通業界では何がトレンドになるのか。本紙編集部では10のキーワードをまとめた。
中古住宅業界にも新風
1つ目のトレンドはコンバージョン(用途転換)。バブル期前後に建てられたマンション、ビル、社宅などが続々と築30年を超えてきており、新たな使い方が求められている。リビタでは、社宅をリノベーションしシェアハウスやオフィスにしたり、再分譲したりと、マーケットのニーズに合う新たな用途を持つ建物へと次々に転換させている。
グローバルエージェンツが手掛けたビルをシェアハウスにコンバージョンした事例
2つ目はVR(バーチャルリアリティ)&360度カメラだ。昨年から急速にリフォームのプレゼンにVRを取り入れるケースが出てきた。スマイル本田では、リフォーム後の空間を仮想空間で体験してもらうように新型ショールームをオープンした。さらに、360度ぐるりと空間を見渡せるカメラが増えており、施工事例写真を360度画像で見せるケースが出てきている。
3つ目は民泊リフォーム。民泊を合法的に運営するためのサポートから改装までを代行する会社が増えてくる。すでにエイジィ、とまれる、エイムズといった会社がスタートしている。
4つ目は中古住宅の相場サイト。中古住宅の価格相場が一目で分かる情報サイトが増えてきそうだ。リブセンスが運営する「イエシル」では、マンション名を入力すればビッグデータをもとに瞬時に価格相場を表示する。その他、ホームズプライスマップ、HowMaなどがある。
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