2016年、リフォーム産業新聞の新年第1号の特集は、「リフォーム会社経営実態調査 ~強い企業のつくり方~」。
リフォーム産業新聞では、全国のリフォーム会社600社から生産性や工事単価、粗利率といった様々なデータを集め、「平均」を割り出した。さらには「リフォーム売上高別」や「業種別」ごとに平均を割り出し、自分の会社が平均以上か以下かを見比べられるようにしている。そして、平均値を上回る「強い企業」にはどんな経営の工夫があるのかについても合わせて取材した。
「平均超え」企業、緻密な戦略次々と...
日本全国7万社とも いわれるリフォーム事業者たちがしのぎを削る中、競合他社に負けない「強いリフォーム会社経営」が求められている。そこで重要になる経営指標が6つある。
生産性 / 工事単価 / 粗利率 / 顧客比率 / 1拠点売上高 / 粗利額
今回の特集では、この6つの「経営指標の平均」に焦点をあて、各事業者が今どのようなレベルにあるのかを分析してもらうことが狙いだ。まずは600社全体の平均を見ていこう。
(1) 生産性の平均は4092万円だった。これは社員1人当たりの年間売上高。平均以上の会社は、1日に数多くの営業ができるように様々な工夫をしており、近場で営業できるように商圏を狭めたり、毎月OBの御用聞き訪問をして需要を掘り起こしたりしている。
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