職人業界の新しい価値創造を目指す建設職人甲子園(東京都文京区)の第2回決勝大会が1月22日に行われ、外壁塗装業を行う絆(神奈川県相模原市)が今大会を制した。会場となった幕張メッセには4000人の来場者が集結、前回の2倍の規模での開催となった。
職人たちが約20分のプレゼンを実施
建設職人甲子園は「共に学び」「共に実践」「共に輝く」をテーマに、さまざまな活動を行う業界団体。今回の決勝大会は、東京や神奈川といった地区大会の優勝企業7社のうち、選考された向井建設、絆の2社で行われた。
それぞれ「絶対安全」、「3つの絆」といったテーマのもと各社の職人たちが約20分のプレゼンを実施。5人の審査員の評価で優勝企業が選ばれた。絆の阿部愛忠氏は「職人だから学ばなくていいではなく、職人だからこそ、安全に対する知識やこれからの人生を生き抜くために、仲間たちと共に学び続けないといけない」と思いを語った。

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