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マンションリフォームの間取り変更 「できる・できない」制約に注意

リフォマガ2025年11月(電子版限定)
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マンションの間取り変更リフォームPART1(バナー)

間取り変更を伴う工事では、対面キッチンへ変更することが多いです。対面キッチンが普及しはじめた1990年頃以前に建てられたマンションでリフォーム需要が高くなっています。しかし配管が床スラブに埋め込みになっているなど、構造上難しい問題が多いのも実情。さまざまな制約の中、どうしたらより有効にスペースを活用できるか模索しながら調査を進めていきましょう。

「リフォーム」と 「リノベーション」の 違いは?

最初にここをチェック

マンションの間取り変更は、さまざまな制約をクリアしてようやく実現します。現場調査では、「できること」と「できないこと」をまず見極めましょう。確認することが多い場合はチェックリストを事前に準備して見落としを防ぐことが大切です。

マンションの間取り変更にはこんな制約が...

《1》構造上の制約

壁式構造
壁(面)で建物を支える構造。間取り変更では構造壁を撤去できない。
ラーメン構造
柱と梁を緊結して建物を支える構造。間取り変更しやすい。
壁式構造 ラーメン構造
構造により、リフォームしやすさに差があります

《2》管理規約の制約

管理規約の制約

マンションにより、できることとできないことがあります

《3》共用部の制約

共用部の制約

共用部を変更することはできません

《4》給排水管の制約

給排水管の制約

給排水管がコンクリートに埋まって移動できないケースがあります

(1) 構造上の制約

マンションの構造は壁(面)で建物を支える「壁式構造」と、柱と梁を緊結して建物を支える「ラーメン構造」があります。間取り変更を計画するときに自由度が高いのは内部の壁に構造壁がない「ラーメン構造」の方です。

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