
日本優良ビルダー普及協会(JGBA)の加盟店舗数が400社に到達した。2021年の設立から5年間で約4倍となっている。増加の背景として田島亮代表理事は、年間45回以上に及ぶ勉強会(セミナーや企業視察会)が関心を集めていることを挙げる。
田島代表理事によれば同協会の勉強会が、他の団体と異なるのは「バックエンドを持たない」という点だ。商品の販売やコンサルティングへ誘導することなく、純粋な学びの場としての運営をモットーとしている。「忖度なく、会員にとって役立てるかどうかのみにフォーカスしています」と田島代表理事は語る。

2025年に特に反響が大きかったのは、住宅営業研修などを手掛けるFRUOR(フルオール、東京都中央区)の石川智忠社長による「口下手でも売れる!『アポを取らない』『クロージングをしない』営業手法」と題したセミナーだ。これは、従来の営業手法で売れなかった元営業担当者が、顧客側から「お願いしたい」と言われる関係構築術を追求してトップセールスになった経験に基づくもので、多くの参加者から共感を得た、と田島代表理事。「社長が勉強して『明日からやるぞ』と言っても、大体うまくいきません。現場のスタッフが課題感を持って他社の情報を聞くことで得られる情報が多いんです」
企業視察会は毎回40~50名が参加し、その半数以上が初参加者。視察先の選定基準として田島代表理事は「特徴」と「成長性」の2点を挙げる。
「(2025年に実施した)平松建築さんなら職人社長がYouTubeでどう集客しているか、丸尾建築さんなら現場清掃の美しさが特徴でした。会社の規模の大小ではなく、何を学びに行くかというポイントがはっきりしていることが大事です」。2026年の視察先は、平松建工(愛知県)やライフデザイン・カバヤ(岡山県)、ハウジング重兵衛(千葉県)、大建建設(新潟県)、ナチュラルセンス(岩手県)などを予定している。
2026年の目標加盟社数は500社に設定する。新たな取り組みとして、建築案件の紹介も始めた。「あくまで主軸は学びの場の提供ですが、加盟社にとってメリットになるような取り組みは積極的に行っていきたい」(田島代表理事)
田島亮代表理事
この記事の関連キーワード : 加盟店舗 勉強会 日本優良ビルダー普及協会
最新記事
この記事を読んだ方へのおすすめ
-
1685号(2026/02/16発行)3面
-
1684号(2026/02/09発行)21面
-
1684号(2026/02/09発行)5面
-
1684号(2026/02/09発行)21面
-
WEB限定記事(2026/02/09更新)








