
日本ペイントホールディングス(東京都千代田区)が、2025年12月期決算(国際会計基準)を発表した。連結売上高にあたる売上収益は、前年同期比8.3%増の1兆7742億3100万円。営業利益は同38.1%増の2571億400万円、当期純利益は同42.8%増の1798億円。増収増益だった。
増収要因では2025年3月に買収完了した米国の化学企業AOC社の業績が加わったことがある。一方で、欧州の建築用塗料市場における事業環境の悪化を踏まえCromology(クロモロジー)グループののれんの減損損失54億8,600万円を計上したが、増収効果や原材料費率・販管費率の低下、東京事業所の固定資産譲渡益の計上の結果、大幅増益となった。
日本国内の売上収益は1.1%増の2053億6000万円、営業利益は44.6%増の281億2000万円。自動車用塗料の好調に、工業用塗料の値上げの浸透で増収となった。また、コスト削減や固定資産譲渡益が利益を押し上げた。
アジア地域を担うNIPSEAは、売上収益は同2.9%減の8874億6200万円、営業利益は17.3%増の1440億2100万円。豪州のDuluxGroupは、売上収益が同1.7%増の4051億7300万円。営業利益は、のれんの減損損失を計上し、同17.8%減の63億9300万円。米州は、売上収益は同3.1%減の1189億5200万円、営業利益は17.8%減の63億9300万円。
また今期から加わったAOC社は、売上収益が1572億8200万円、営業利益が485億8500万円だった。
2026年12月期の売上高は同8.2%増の1兆9200億円、営業利益は10.1%増の2830億円。最終利益は同10.1%増の1980億円を見込んでいる。
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