暗い印象のLDKが白を基調とした家族団らんの空間へ

主に愛知県を商圏とし買取再販事業を手がけるリアル(愛知県名古屋市)は、リノベーションのビフォー・アフターを比較体験できる内覧会を始めた。同一マンション内で同じ間取りの2住戸を同時に取得し、1戸は未改修、もう1戸は改修し、どちらも内覧できるようにすることで改修前後の住まいを実際に見比べられる。購入を検討する顧客に再販物件の魅力やリノベ効果を体感してもらうのが狙いだ。
角部屋を改修
同社は2000年設立。2025年9月期の売上高は17億円で、構成比は買取再販8割、賃貸1割、請負工事1割だ。買取再販では、年間93件販売。件数ベースでマンション8割、戸建て2割を手掛ける。
リノベ内覧会を行うのは、名古屋市港区の築33年のマンション「ライオンズガーデン南陽町」。同じ間取りの角部屋2戸(6階・4階)を同時に取得。4階は改修済み、6階は未改修のまま残し、リノベーション前後の違いを実際の空間で比較できるようにした。
改修では、ファミリー層が暮らしやすいようにLDK空間を広く確保した。20代後半から30代の一次取得層、賃貸から持ち家へと移行する層をターゲットとしている。
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