音楽室を改修した客室(定員6名)。シングルベッド2台を常設し、人数に応じてソファベッドを有料で追加している

廃校となった小学校を宿泊施設やキャンプ場、コワーキングスペースなどから成る「ぺコレラ学舎」として経営しているのがbirch(バーチ・北海道八雲町)だ。2024年度の利用者数は約1200人。企業や大学、親子の合宿先としても人気を集めている。
1泊8000円〜
同施設の開業は2021年。築約30年の平屋建ての小学校を改修してオープンした。校舎の職員室はコワーキングスペースに、体育館は多目的ホールに、各1部屋の教室と音楽室はいずれも客室に改修した。グラウンドはキャンプ場で、車両乗り入れが可能なスペースも確保し、サウナ小屋も設けた。キャンプ場利用者も校舎のコワーキングスペースなどを利用でき、悪天候時は屋内で過ごすことも可能だ。
同施設の延床面積は約950平米で、改修費用は約2000万円。大規模な改修はほとんど行わず、壁・床の張り替えや雨漏りの修繕、暖房器具などの買い替えやWi-Fiの開通、シャワー室の設置程度に留めている。工事を地元の業者に依頼する、敷地内に残っていた廃材や家具なども使いながらDIYするといった工夫も凝らし、総改修費を抑えた。
「予算が少なめでしたし、学校の雰囲気が価値になると感じたので大きな改修はしませんでした。改修時には、サステナビリティの観点から使えるものはなるべく再活用することも心掛けました」(藤谷周平取締役)
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