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ミラノの葺き替え工事の現場から見えた、日伊の「屋根寿命」の違い

ミラノの葺き替え工事の現場から見えた、日伊の「屋根寿命」の違い

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以前からイタリアの屋根工事には強い関心があった以前からイタリアの屋根工事には強い関心があった

昨年12月、屋根の葺き替え工事を視察するため、私はイタリアを訪問した。以前からヨーロッパの屋根工事には強い関心を持っていたが、その理由は屋根の耐用年数が日本とイタリアでは全く異なるからである。 日本とイタリアで屋根の耐用年数がなぜ違うのか、現地に行って知りたいと考えた。

屋根の葺き替え文化

イタリアには、 築100年以上の住宅が街の至る所にある 。日本では、短ければ15〜20年、長くても30年前後で屋根の大規模リフォームが行われるケースが一般的だ。一方、ヨーロッパでは50年、100年を超えて使われている屋根が数多く存在し、リフォームのスパンも同様に50~100年単位になることが多い。 この差はどこから生まれるのか。結論から言えば、それは仕組みと工事方法の違いにある。

イタリアでは、陶器瓦から陶器瓦への葺き替えが一般的だ。 既存瓦を下ろし、下地・断熱・防水を再構築したうえで、再び陶器瓦を葺き直す。対して日本では、瓦屋根を撤去し、ガルバリウム鋼板や化粧スレート(シングル・コロニアル系)へ変更するケースが多い。

背景にあるのはイニシャルコスト(その時点での支出)を最優先する考え方だろう。

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