デザインと性能を両方改善
vol.72
企業リポート 銀杏開発
熊本県で不動産仲介やリノベーションなどを手掛ける銀杏開発(熊本市)。中古戸建てやマンション探しから、設計・施工・アフターまでをワンストップで手掛ける点が特徴だ。最近は耐震や断熱などの「性能向上」にまでこだわったリノベにチャレンジしている。
仲介+リノベ、買取再販で年商5億円
中古物件専門サイトも運営
リノベで2.8億円
銀杏開発は村田兄弟を中心とした会社だ。兄の村田智仁氏が社長、弟の村田鷹司氏が専務を務め、9名の会社。1986年に父が設立し休眠していた会社を継ぎ、2008年ごろから本格始動。現在は不動産仲介やリノベーション、買取再販などを手掛ける。FC「リノベ不動産」に加盟しており、主に一次取得者をターゲットに、不動産の仲介とリノベをワンストップで提供。この両方に対応できる点が同業他社との差別化要素だ。
2025年3月期の売上高は約5億円。約2億8000万円がリノベの請負金額で、残りは買取再販が2億円、仲介手数料が2000万円。仲介で取り扱うのは戸建てが7割で、マンション3割。平均受注単価は約1500万円。不動産価格は戸建てで1700万円が平均、マンションは900万円ほど。熊本では不動産価格の著しい高騰が続いている。背景にあるのは、台湾の半導体大手TSMCの進出。村田社長は、「熊本市以外でも、菊陽町、大津町、菊池市などの近隣地域で価格が急激に上昇しています。2、3年前までは1000万円を切る物件も多かった中古戸建ての価格が、現在は1500万円を超えてきています」と語る。
おすすめの中古物件を紹介するサイト
メディア運営
同社の売買仲介がユニークなのは自社運営の中古住宅サイト「ユズリノ」を運営している点だ。一般的な不動産ポータルサイトと違うのは、同社の強みとするリノベーションに向いているおすすめの中古物件を中心に紹介している点だ。会員登録すれば、非公開物件も閲覧できる仕組みで、見込み客を増やす狙いだ。
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