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リノベーションを専門に手掛けるスロウル(北海道札幌市)は、北海道スタイルのリノベに注力している。同社は年間3〜5件の戸建てリノベを中心に事業を展開している。工事単価は1件あたり2000万〜3000万円が中心で、売上高は年間約1億円。物件の見学からプランニング、施工まで一貫して平賀丈士社長が手掛けるスタイルが特徴だ。
北海道産の無垢材でつくる家
むき出しの梁と漆喰、木製キッチンの空間
構造が見える天井
北海道産の無垢材の床や構造を見せる天井
同社が手掛けるリノベーションは、北海道の気候と暮らしに寄り添ったデザインが特徴だ。北海道産の無垢材の床やむき出しの梁、漆喰の壁、薪ストーブ、木製のオープンキッチンなど、自然素材の風合いを生かした空間づくりにこだわる。家具やキッチン、洗面台まで一つひとつ造作設計。打ち合わせは10〜15回にも及び、住まい手の希望を丁寧に形にする。「素材をそのまま見せることで、心が豊かになる空間ができます」と平賀社長は語る。
三角屋根のブロック造、築約50年の戸建てをリノベーションした事例では、断熱改修や間取りを大幅に変更、設備機器を一新した。コンセプトは「北海道らしい豊かな暮らしの表現」だ。薪ストーブやオーダーメイド家具を設置し、木のぬくもりを感じられるレトロで味わい深い空間に仕上げた。スケルトン階段や吹き抜けのあるリビング、小屋裏のロフト、天窓、ウッドデッキなどを設け、開放感と居心地の良さを両立している。この物件はモデルハウスとして活用している。
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