現場を支える、工事品質の要 「良い職人」と「良い関係」を築くには？

工事品質=顧客満足度
現場を支える大事なパートナー「職人」に注目

どんなに営業で売り上げたとしても、施工品質がよくなければお客様の満足度をあげられず、次につながりません。 また、どんなに技術のある職人でも営業とのコミュニケーションがうまくとれていなければ、スムーズに現場進行できなくなります。

現在発売中の最新号「リフォマガ11月号」ではそんな関係性にフォーカスし、ベストな関係を築けている営業と職人の方、それぞれに話を聞きましたでは、相見積もり戦略と、その効果を取材しました。
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Q.「良い職人」と 出会うにはどうしたらいい?
A.自分たちが良い会社なら職人を紹介してもらえる

かなえハウスでは年に1回、職人と職人の家族を集めた感謝会を開している。文字通り日々の労いと感謝を伝えるイベントだ。

感謝祭では、リフォーム会社と職人間だけでなく、職人同士のコミュニケーションが取れるのも大きい。職人同士の関係性がよくないと、現場の空気も悪くなる。こうした交流の機会があることで、一緒に働く仲間意識が強固になり、現場進行も円滑に進む。職人間で相談しあったり、次のひとがやりやすいようにと思いやりを持って動いてくれるのだ。

「かなえハウスの職人さんはチームワークがいいね」と施主から言われることもある。

「いくら技術があっても自分だけが良ければいい、という考えではいい現場になりませんよね。自分も含め、どの仕事を受けるか、誰に頼むか、みんな常に選択していると思います。いざとなったときに選ばれるいかに味方をしてもらえるのか、というのは日々の関係性があってこそ、です」

良い職人が働く現場には、他にも良い職人が集まっている。困ったときは、職人が良いと思うひとを連れてきてくれる。だが、リフォーム会社に対して不信感を持っている場合には紹介してもらえない。

「リフォームのお客様が、知人や家族を紹介してくれるのと同じです。自分自身が・・・ 

・・・記事の続きは「リフォマガ2024年11月号」でお読みいただけます。

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職人さんのリアルなホンネ、聞いてみた
Q.長く一緒に仕事したい理由は？
A.「顧客第一」同じ熱量で働ける

「(日高)香苗さんは、私が現場調査でお施主さん宅に行く頃には、すでにお客様、特に奥さんと仲良くなっていますね」と話すのは、大工歴23年の新井さん。

ただカタログを広げて、商品のこだけを提案したりせず、実際の使い勝手を自分ごとのように考える日高さん。「こういう風になったら良いだろう」と、相手の立場に立って常により良くすることを考えている姿勢を見ると、同じく顧客第一に考えている大工としても一緒に頑張ろう、何とかしてあげようと思えるのだ。

「私たちにとってもお客様が一番です。困りごとを解消してあげることができて、喜んでもらえたら大工冥利に尽きます。同じ思いで働きたいですね」

最近の現場は、昔と比べ休憩時間に職人同士が会話をする機会が減っているという。マンションの現場ではスペースが減り・・・

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