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急増する工務店のリノベビジネス、新築依存から脱却始まる
1000万円案件3→10件に増えた工務店のOB点検術
工務店だって「買取再販」で勝負する時代!2億売り上げた中古住宅仕入れ策
大河内工務店
古民家再生で年間1億4000万円、「よみがえる家」がコンセプト
「『よみがえる家』というリノベーション事業が伸びてきています」。こう話すのは大河内工務店(香川県三豊市)の大河内孝社長だ。
築100年を超える古民家を再生したことも
同社は新築をメインとし年商13億7000万円。5年ほど前からリノベを本格化したところ年間1億4000万円まで伸びてきた。
戦略は「よみがえる家」というコンセプトを掲げ、特に築年数が古い古民家の再生に注力している点だ。商圏内には古民家が多く、日本家屋らしさを残して住みたいという人もいる。そのニーズに着目。昨年手掛けた7物件中、6件が築50年以上だった。
瓦の葺き替えや水まわりの取り換え、耐震工事や断熱工事といった複合的な工事を行うため、平均単価は2000万円にもなる。築90年以上の物件では約4000万円になったこともある。
「快適な生活が送れるようにしますが、古民家らしさは残すよう心掛けています。古い日本家屋の特徴である太い柱や梁は、そのままにすることが多いです。以前に天井を剥がして梁を残した際、解放感がありつつ梁の存在感が増して良いと喜ばれました」と大河内社長は話す。
大きな梁や柱を残し、古民家らしさを演出

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