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急増する工務店のリノベビジネス、新築依存から脱却始まる
工務店のリノベは性能向上で勝負、「よみがえる家」で1億円超え
1000万円案件3→10件に増えた工務店のOB点検術
石山工務店
OBや職人から中古物件情報募る、買取再販事業で年間2億円に
新築事業を軸とする石山工務店(北海道旭川市)は年商28億6000万円、介護事業を手掛ける子会社の弥栄の売り上げが2億2000万円。グループ全体の売り上げは30億8000万円だ。
売却不動産のチラシは数パターン用意している
石山工務店のリフォーム・リノベ事業の売り上げは4億6000万円。買取再販事業の売り上げも合計すると約6億5000万円にもなる。他の工務店と違うのは買取再販事業を手掛けていることだ。年間約28件の販売に成功している。販売価格はおよそ700万~2800万円。
この事業において重要なのは中古住宅を買い取ること。そのためにやっていることが、旭川エリアの中古物件情報の収集だ。具体的にはOBフォローの際にヒアリングをする。専任担当者である「住まいメイト」が3人おり、毎日1人あたり14~15件の訪問を行う。
同社の新築とリフォームOB数は6000件で、そのうち訪問でのアフターフォローを希望する数は2200件だ。ここで家を売る予定があるかどうか、身近に売却を検討している人がいないかを聞く。オーナー向けの案内チラシも住まいメイトがOB宅へ持参して案内したり、投函する。地元フリーペーパーへの広告も掲載している。

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