断熱リフォームを考えているユーザーにオススメ
簡易内窓 「エコな簡易内窓キット」
フレームと面材をはめこんで完成する
「省エネや結露防止のための内窓を試したい」というユーザー向けに、DIYで簡単に取り付けられる簡易内窓が登場した。
カッターで切断できて、取り付けも簡単
プラスチック素材メーカー、アクリサンデー(東京都台東区)が発売した「エコな簡易内窓キット」は、内窓のプラスチック面材と、内窓に付けるフレーム、窓枠に取り付ける上下レールと横カバーがセットになったキットだ。
引き違い窓専用で、取り付けスペースが30㎜以上ある窓に取り付け可能。
すべてプラスチック製なので、面材は大型刃カッターで切断でき、フレーム等も付属の金鋸でカットできる。手順はまず、窓枠の内寸法に合わせてレールとカバーをカットし、両面テープで窓枠に貼り付ける。次に、カットした窓面材とフレームをセット。完成した窓面をレールにはめこめば、内窓が完成する。
窓面材は、中空構造で軽い「ハモニカーボ クリア」を使用。「エコな簡易内窓キット」には、このハモニカーボと工具3点が付いている。また、面材は別売りで、フレームとレールのみの「フレーム+レールセット」もある。この場合は、アクリル板など様々なバリエーションから面材を選ぶことができる。
結露を抑えて節電効果が上がる
建材試験センターの断熱性能テストでは、この簡易内窓で、冬季の窓際の温度差が7.7度も違いが出る。
外窓と内窓の表面温度の差が小さくなり、結露の発生を抑えるのには効果的。夏も冷房効率もアップする。
簡易的に付けられ、撤去も簡単なので賃貸物件での利用が多いほか、古い団地などの窓の寸法に合わせて現場で簡単に加工ができるので、DIYに限らずプロユーザーの利用も増えているという。価格は掃き出し窓(1800㎜×1800㎜)で1万3000円程度。1窓だけ取り付けて断熱リフォームの効果を試したいユーザーにもお勧めだ。

最新記事
この記事を読んでいる方は、こんな記事を読んでいます。
- WEB限定記事(2025/07/14更新)
- WEB限定記事(2025/07/14更新)
- WEB限定記事(2025/07/14更新)
- WEB限定記事(2025/07/14更新)
- WEB限定記事(2025/07/14更新)