国土交通省は、リフォーム工事における品質確保と消費者保護を目的に、リフォーム瑕疵担保責任保険(以下、リフォーム瑕疵保険)の普及に力を入れている。国土交通省住宅局の横田僚子参事官は、「住宅取得のニーズが新築から既存住宅へとシフトするなか、リフォームの質や信頼性の確保は喫緊の課題。そのなかで、リフォーム瑕疵保険は重要な制度です」と語る。
住宅局
横田僚子参事官
事業者、消費者の安心に直結
「リフォーム瑕疵保険への加入は任意ですが、入ることで施工の透明性が高まり、結果として業界全体の信頼性向上につながる。しかしまだ認知度は十分とはいえず、業界と一緒に周知活動を行っていきたいです」と横田参事官は話す。
周知活動はさまざまだ。例えば、住宅瑕疵担保責任保険協会と連携し、インターネット広告やTVer(ティーバー)での発信など広報活動を行ってきた。「リフォームは消費者にとっても大きな投資。だからこそ、正しい情報を得られる仕組みが重要です」と語る。
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2025/06/20掲載