枕などで電磁波吸収
吸収材 「電磁波吸収材」
電磁波が頭部を貫くコンピュータイメージ。大人よりも子供の頭を深く貫いている。
規制のない現状
電磁波は、携帯電話やパソコン、テレビ、電子レンジ、自動車など、あらゆる物から放射されている。
それぞれ単体では国の規制している規定値以下であることから、日本では電磁波の影響に関して消費者に向けた注意喚起などの情報はない。
しかし、欧州の国々やアメリカの州では携帯電話などによる電波や電磁波の影響に規制を設けている現状もあり、日本でも検証と規制を求める声がある。上図のように、電磁波は大人よりも子供に、また妊娠母体のお腹などに特に貫きやすいのだという。
健康安全への配慮で特許を取得
Office永(とこしえ・東京都豊島区)では、電気機器など電磁波を生じやすい機材の使用状況等により、想定外の電磁波が発生している可能性があるとし、現状を危惧している。
同社では、人体に吸収される可能性のある電波や電磁波を低減するため、生活用品などに吸収材と反射材を組み込むことを提案。人体の電磁的安全性に考慮したインテリア空間をつくり出すため、電磁波吸収機能製品技術の特許を取得している。
吸収材は枕の中やぬいぐるみに
吸収材は、身の回りの生活用品と組み合わせて使用することにより、電磁波障害を減衰、減少させ、電磁波環境の改善につながるという。
例えば枕やぬいぐるみの中、子供用の遊具や妊婦用の腹帯など、使い道は様々。同社では目に見えない電磁波や電波の危険から身を守る対策として、今後も環境改善商材を提案していく。
吸収材なし(左)と、あり(右)。吸収材が、人体への電磁波の吸収を防いでいる

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