平野塗装、地元での知名度を上げ実績をアピール《リフォーム産業フェア2019セミナーリポート》
協力会社との連携で受注増やす
7月30~31日、東京ビッグサイトで「リフォーム産業フェア2019」(主催:リフォーム産業新聞社)が開催された。イベント内で行われたセミナーの内容をダイジェストする。三重県を中心に塗装事業を行い、県内3店舗を展開している平野塗装。同社代表取締役の平野裕司氏が、売り上げ3億円から2ケタ成長を遂げ、県内有数の塗装店となるに至った戦略について語った。
【講師】 平野塗装 代表取締役 平野裕司 氏
【タイトル】 外装工事店を立て続けに出店!年商3億円から2ケタ成長する塗装専門店の拡大戦略とは
自社の強みを明確化することが鍵
三重県の塗装業者に職人として勤め、3年で独立した平野氏。当時は主に下請けの受注を行っていたが、意を決して事業所を立ち上げたという。しかし施工事例もなく、顧客を増やすことに苦心。そこでまず行ったのは、自社の看板を地元の各地に設置することだったと話す。
「看板設置のメリットは、自分の顔を覚えてもらえること。地元が工業地帯であるため大手の工場や、ショッピングモール、団地に設置することで勝手に知ってもらえるんです。効果があり、相見積りも少ないです」
三重県内各地に看板を設置し、地元の人々に社長の顔を覚えてもらう
また、さらに顧客を増やし、安心して発注してもらうためには「自社の強みを明確化することが重要」だとも。
「弊社の強みは、塗料です。それを確かなものにするには、コンペに参加して実績を残すことが大事。そうすれば、お客様にも『技術面では問題ない』と保証することができるんです。他にもセミナー開催をすることで、現地調査にきていただき%の受注率を獲得しています」
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