生活者の住まいニーズ爆発的伸び
新型コロナウイルスの影響により、大きく変容している社会の中で、 住宅業界はどう変化し、経営者はどう戦っていくべきか。5月26日、業界を代表する8人のキーパーソンがウェビナー形式で語る「キーパーソン 緊急特別ウェビナー」(主催/リフォーム産業新聞社)がZoom上で開催され、360人が参加した。
オンライン形式のセミナーに360人参加
中小が大手以上の認知図る可能性
まず、マーケットで起こっている変化について議論がなされ、「デジタルシフト」がキーワードとなった。新築規格住宅FC「LIFE LABEL」を展開するBETSUDAI Inc. TOKYOの林哲平CEOは「住宅業界のITやデザインリテラシーが飛躍的に上がる時代に突入した」と語った。
長野県でリフォーム・新築を手がけるサンプロ(塩尻市)の青栁弘昭社長は、デジタルリテラシーを身につければ、中小企業が大企業とフラットに戦場に立つことができると提言。それは広告出稿先がウェブ媒体へ移行していることと、費用をかけると上位表示されるオークションマーケティングから顧客満足を満たすことを重視するクオリティマーケティングにシフトしていることにある。TV・ラジオ・新聞・雑誌を活用するには広告費がかかるが、ウェブを活用し、クオリティマーケティングを取り入れると削減できる可能性がある。そのため、中小企業や個人がウェブを活用し露出していくことで、小さな資本で大企業以上の認知を図り、信頼を獲得できる可能性がある。
マイホームアプリ「knot」などを提供するSOUSEI Technology(東京都港区)の乃村一政社長は「お金をかけたら集客できる時代が終わり、ブランド力がないと集客できない」と語り、ブランドづくりに時間をかける必要があるとした。
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