ダイキン工業(大阪市北区)はこのほど、空気清浄に欠かせない湿度コントロールについて学ぶセミナーを開催した。
「空気清浄と湿度コントロールの効果的な方法」と題し、同社空調営業本部事業戦略室の福島多恵子氏が講演。インフルエンザウイルスや花粉、結露、乾燥など、冬季の空気環境への効果的な対策を紹介した。
冬に流行するインフルエンザのウイルスは、室内が乾燥すると感染しやすくなる。福島氏は、「冬場の室内の乾燥を防ぐには、ぬれタオルや洗濯物、観葉植物などで水分を放出させるほか、加湿器を使うのも効果的」と説明した。また、冬に室内で発生する結露については、「暖めたリビングで暖房を止めると、空気が冷えて水蒸気が水滴になります。寝室でも人が汗をかくと、空気中の水分になります」と指摘。
結露防止には部屋の暖め過ぎ、加湿し過ぎ、部屋の温度差に注意するとともに、換気や除湿をすることが重要だとした。さらに、来年1月発売の空気清浄機「クリアフォースZ」について、「除湿と加湿を全自動でコントロールする、当社トップレベルの空気清浄能力」と性能をアピールした。このほか、日本大学理工学部建築学科の池田耕一特任教授が、「室内清浄空気環境保持における湿度コントロールの重要性」と題して講演した。

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