CONY JAPAN(大阪府大阪市)は先ごろ、幹部育成セミナーを開催。赤石幸彦取締役本部長らが経営幹部のあり方について講演した。

熱心に耳を傾ける参加者たち
赤石氏は、「企業成長には右腕の存在が不可欠」と語り、「右腕」の条件として次の5点を挙げた。
- 右腕というより、会社の代表という意識を持つこと、
- 社長のビジョンに対して一番の理解者であること、
- 社長の不得手を補う存在であること、
- 社長にノーと言える存在であること、
- 会社の問題を自分の問題として解決に導くこと。
同氏によれば、「右腕は社員の代表として社長に対する存在」。現場を動かす責任者として、社長のビジョンを理解していなければならない。氏自身、「納得できない時は、真夜中に社長の家へ押しかけて朝まで議論したこともあった」という。
同氏は13年前に同社に入社。以後、小西正行社長の右腕として活躍している。入社3カ月でトップセールスマンに成長。店長を務めていた頃に、同社は小西社長主導で経営改革を断行。歩合給廃止、新卒採用、経営理念策定を行った。
歩合給の廃止に反発した同氏は、社長と議論を重ねて「会社の持続のために、未来の戦力になる新卒社員を育てたい」という社長のビジョンに共感。店長として不採算店舗をV字回復させた後、営業部長に就任した。
同社は1997年設立。前期の年商は60億円。

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