日本住宅リフォーム産業協会(JERCO)デザインコンテスト関東支部大会の表彰式が1月22日に行われた。最優秀賞はOKUTA(埼玉県さいたま市)の阿久津宏子氏、嘉生智昭氏、栗山藤吉郎氏の作品「木と段差を楽しむ生活」が受賞した。

最優秀受賞作品
受賞作品はマンションの部分リノベーション事例。ロフトへの昇降に使われていた梯子を撤去し階段でつないだ。その際、荷物の上げ下げや洗濯干しなどの作業を楽にするため、ロフト前に格子状のステージを作った。和室をなくしてLDに接続した場所には、収納スペースのある小上がりを設置。堀りこたつを置いてくつろぎスペースにした。
受賞した阿久津氏は「ロフトの上を洗濯干し場にしていたので、手の空いた形で上り下りできる方法を考えた。光を取り入れるため格子状のステージにした」と話す。
審査員からは「デザインと機能を両立させた作品。光を遮らないステージにも木製の格子が使われ、小上がりには収納。マンションにも無垢の床を使い、非常にシルエットの美しい作品に仕上がった」との講評があった。
今回の応募は全183作品。22作品が入選、6作品が優秀賞を受賞。

第22回 JERCOデザインコンテスト関東支部大会 優秀賞作品

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