2016年3月16日~3月19日
独、高性能窓の大型化傾向強まる《フェンスターバウ フロンターレ》
ドイツ・ニュルンベルグ
1214号 (2016/04/26発行) 12面
2年に1度開催される窓とドア、ファサードを中心とした展示会、「フェンスターバウ フロンターレ」。今回はドイツ・ニュルンベルグで3月16日から19日に開催された。世界中から最新の開口部商品が集まる同イベントリポートの2回目をお送りする。
今回のFENSTERBAU FRONTALEで目立ったのは、セキュリティ対策に配慮した商品。窓はもちろん、外付けブラインドなど欧州の情勢不安を反映して防犯性能を高めた商品が多く展示されていた。
「スマート化」もトレンドの一つ。エネルギー管理や快適性の向上、高齢化対応などで自動制御や電動化された商品が目立った。高性能窓の大型化も大きな傾向の一つ。掃き出し窓の展示は多く、性能と眺望の両立は市場に望まれているという。
《イベント概要》
開催日 : 2016年3月16日~19日
開催会場 : Exhibition Centre Nuremberg
来場者数 : 11万581人
出展社数 : 1296社(39カ国)
展示面積 : 10万平米
SCHÜCO International KG
大開口スライディング窓で注目集める
来場者で賑わうSCHÜCOブース
窓メーカーのSCHÜCOでは、換気機能を持つ窓枠による室内環境のコントロールや大開口ヘーベシーベ窓(スライディング窓)などを展示。大開口や制御などのトレンドを取り入れた展示を行った。樹脂の表面に塗装を施し、アルミ調の質感を再現するなどインテリア性にこだわった商品も展示されていた。
大開口の掃き出し窓はトレンドの1つ

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