透光型耐力壁 「パンチくん」
パンチくんと条生秀人社長
開放的な空間での耐震リフォーム実現
旭トステム外装(東京都江東区・条生秀人社長)はこのほど、パンチングメタルを使用した透光型耐力壁「パンチくん」を発売した。室内の開放感を妨げないインテリア感覚で施工できる耐震リフォーム建材だ。
新商品「パンチくん」は、仕上げ兼用耐力面材の採用で壁基準耐力7.8kN/mを実現。これは、合板張りの約1.5倍の値にあたる。日本建築防災協会の「住宅等防災技術評価」も取得している。
耐震性とともに、採光と通風を確保する意匠性が特徴。厚さ1.6㎜のスチール全面に開いた30㎜幅の孔は、角と丸の2デザイン。室内が暗くならないので、間仕切りだけでなく開口部にも取り入れられる。現場での塗装も可能だ。
施工は簡単で、剪断補強金物を柱頭と柱脚に設置し部材をとめるだけ。ボードや筋交いの取り付け、クロス張りは不要。リフォーム工期が短くできる。
売り上げ目標は2014年度5600万円、2015年度1億円。外からの耐震補強材「壁王」との組み合わせも推進する。
価格は最も壁基準耐力の高い真壁角管タイプで11万5230円(税・取り付け費別)。柱間モジュール910㎜、パンチング高さ2270㎜。

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