トイレブース 「ラクーン」
数時間の組立実習で施工できる
専門的な技術がなくとも、施工実習を行えば1ブース1時間程度での組立が可能になるのがトイレブース「ラクーン」だ。パーテーションのトップメーカー、コマニー(石川県小松市)が開発製造を行い、管工機材の卸である岡本(東京都新宿区)が販売を行う。 従来のトイレブースと異なるのは、部材はすべて工場で現場に合わせてプレカットされているために現場での加工が必要ない点。
これまで小規模なトイレスペースの改修工事では現場加工の作業スペースの確保が難しかったり、複数業者が交代で作業にあたるため工事に数日かかるのが通常だった。しかし「ラクーン」なら工期が短縮され、工程管理・人手不足・利益の確保など、様々な点でメリットがもたらされる。
オフィスや公共施設の現場調査を行い、記入済みの製作依頼書をFAXすると見積書が提出される。現場調査では、打ち合わせ書に調査ポイントが明記されており、調査漏れの心配はほとんどない。確認後発注となれば工場でプレカット・プレ加工された部材が指定日に指定場所に納品され、現場では手順に沿って組立を行うだけ。
岡本では自社倉庫に組立を練習できる施設を備え、施工面でのバックアップも行っている。この東京都新宿区の練習施設を中心に、当面は関東圏内での販売に注力してくという。
「工事店様にラクーンをご採用いただくことで、短納期・短工期・収益性のアップを提供できると考えております。特別な技術や工具は必要としません。数時間の組立実習で簡単に施工が可能ですから、あらゆる業種の方にメリットを感じていただけると思います」(岡本・岡本良二社長)

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