LIXIL、ハイエンド断熱窓・ドア新発売

高性能樹脂窓　「エルスターX」

高性能樹脂窓「エルスターX」

断熱性能(熱貫流率)0.79W／m2・Kを実現

　LIXIL(東京都千代田区)は、世界トップクラスの断熱性能を持つ高性能樹脂窓「エルスターX」と、高断熱玄関ドア「グランデル」を新発売した。

　エルスターXは、クリプトンガス、アルゴンガスを封入したトリプルガラス2種、複層ガラス1種のラインアップ。ガラスの断熱性能を最大限発揮するためにフレームを小型化、ガラス面積を10%アップさせた。

　また、フレームの断熱性能を高めるために、フレーム内部を多層化する「多層ホロー構造」を採用。クリプトンガスのトリプルガラス製品では、フレーム内部に断熱材も入れ、熱貫流率0.79W／㎡・Kを実現した。

　グランデルは、60㎜の厚さと遮熱鋼板を使っているのが特徴。熱貫流率は1.75W／㎡・Kで、このタイプとしては業界最多の21デザイン、16色の豊富なバリエーションを売りにしている。

　メタリックな「ストリームハンドルデザイン」4タイプなどのほか、木目色の「クリエカラー」を中心に揃えた。

　同社では、エルスターX以上の断熱性能を持つ高性能樹脂窓の開発を進めており、2015年度中の商品化を目指すなど、熱の流出入の多い開口部の断熱性能を向上させる製品群に力を入れていく。

LIXIL　(東京都千代田区)