クレームや施工品質低下、粗利減少、施主や職人との関係性の悪化...こんなトラブル、絶対に避けたいものだが、ノーミスの完璧人間なんて存在しない。では、トラブルが発生してしまったとき初期対応はどうすべき? 未然に防ぐには?
リフォームあるあるトラブル対策 その1
こちらに非がないのに謝るのはNG?
対策していたのに「イメージ違い」と言われたら...
「想定通りの仕上がりではなかった」は、どうしても起きうること。対策としては、文字に残し、両者が複写式議事録などで同じ記録を保持しておくのがひとつのやり方だ。
例えば外壁塗装なら、色決めの際には色見本を用意し、色に加えて色番号も記録しておく。
ここまでしていても「イメージ違い」が発生したとき、平謝りは悪手になりかねないと早川さんは話す。
「色決めは奥様に一任されていたのですが、いざ工事が始まると『これは黒じゃない』とご主人がご納得されず、不満をお聞きしました」
品番も間違いないのだが、思っていた「黒」ではないという。
