1月1日、最大震度7を記録した石川県能登地方での巨大地震の被害が明らかになってきた。石川県は17日、死者が230人を超えたと発表。死因の多くは家屋倒壊で、倒れた家屋の下敷きになる圧死と見られており、耐震化の遅れが課題となった。また、新耐震基準の物件も倒壊していることがわかってきた。
令和6年能登半島地震
今回の地震では、石川県珠洲市や輪島市など能登半島を中心に住宅の倒壊が相次いだ。
石川県の調べによれば、1月17日9時時点で珠洲市や輪島市は全壊半壊多数となっており、正確な数値すら出せない状況。その他の市では、七尾市で全壊・半壊・一部破損7276棟、中能登町で同1349棟、金沢市でも2600棟を記録。全壊・半壊・一部破損の建物総数は、11市8町で2万2363棟だ。

最新記事
この記事を読んだ方へのおすすめ
-
WEB限定記事(2025/06/23更新)
-
1653号(2025/06/16発行)4面
-
1653号(2025/06/16発行)4面
-
1653号(2025/06/16発行)1面
-
1653号(2025/06/16発行)10面