LIXILのFCで全国1位 暮らしの課題を丸ごと解決【都道府県別リフォーム売上ランキング2025】

島津組（鳥取県米子市）は、2024年10月期のリフォーム売上高は8億円、2025年は8億3500万円を記録した。LIXIL（東京都品川区）の秋のリフォームコンテスト（FC部門）では全国1位。また、暮らしにまつわる困りごとをトータルで解決するサービス「clasimazu」（くらしまず）を提供。日本一人口の少ない鳥取県で、着実に売り上げを伸ばしている。

リピート率8割で8億円
不動産や信託など7サービス展開

不動産FCにも加盟

同社は1987年設立。鳥取と東京に拠点を構える。売上高は20億5800万円。主事業は住宅リフォームで8億3500万円だ。

住宅リフォームは、定期点検やメンテナンスなどのフォローアップ体制が充実しており、年間1000件以上の案件を手掛ける。リピーター率は8割と高く、顧客との信頼関係を築いている。

また、LIXILリフォームショップとLIXIL不動産ショップの両方にFC加盟している。同社はLIXILリフォームショップを対象に販売実績を競う「LIXIL秋のリフォームコンテスト2024（FC部門）」で2年連続全国1位を獲得。中四国エリアでも10年連続1位という有力店だ。その強みは、2つのFC加盟により、住宅購入やリフォーム、売却まで一貫してサポートできる点にある。つまり、不動産案件が動くことで、リフォーム案件にも自然とつながるのだ。