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京の温所 麩屋町二条
昔ながらの京町家の面影を感じられる宿泊施設がある。大手下着メーカーのワコール(京都府京都市)が手掛ける「京の温所 麩屋町二条」だ。築約150年の2階建ての京町家をリノベーションした同物件について、リポートする。
築約150年の京町家をリノベ
「おくどさん」残したキッチン
同施設は、おくどさん(かまど)を残して湯気を逃がすための吹き抜け「火袋」を生かした設計のキッチンや、壁一面に唐紙を使い伝統的な技法で表現された「野田版画工房」の現代アート作品などが特徴的だ。総合企画室広報・宣伝部宣伝・PR課・平塚恵子氏は「残したいものを残しつつ、新しいものを取り入れて融合しています。キッチンでは京なすなど京都の食材を使って、みなさんで楽しみながらお料理してほしい」と話す。また、家具はカリモク家具(愛知県知多郡)の製品を使用。ダイニングスペースに設置された直径180cmの円形テーブルなど、同施設のために設計されたオリジナル製品もある。

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