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THE SHARE HOTELS TSUGU京都三条
築105年の登録有形文化財を一部残す旧日本生命京都三条ビルをリノベーションしたホテル「THE SHARE HOTELS TSUGU京都三条」が5月31日に誕生した。手がけたのは既存建物の改修や再生を行うリビタ(東京都目黒区)。石張りの外観が特徴的な同ホテルについてリポートする。
調理家電や調理道具を充実させたシェアキッチンとソファスペースを用意
建築家辰野金吾手掛ける建物残る
1914年に竣工した文化財部分の建物の設計は、東京駅や日本銀行の設計で知られる辰野金吾率いる辰野・片岡建築事務所だ。現在残るのは社屋のうち柳馬場通りに面した1スパン分で、1983年に当該部分を残して取り壊され事務所ビルが増築されている。
中瀨真実取締役ホテル事業部長は「新館と文化財の建物を分断するのではなく、石材など同じ素材で連続性を感じられるデザインにしています。文化財の建物にあるとんがり屋根を楽しめるように、共用部に窓を新設したり、屋根が見られる客室を一部設けたりしました」と語る。
この記事の関連キーワード : ホテル リノベーション リビタ 中古住宅・リノベーション 東京都目黒区

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