鷲見製材、築50年の平屋をモデルハウスに

　岐阜県・岐阜市に、同エリア初となる常設のリノベーションモデルハウスがオープンした。仕掛けるのは、国産材や自然素材にこだわった新築住宅を手掛ける工務店、鷲見製材（同）だ。同施設をきっかけに、リノベーション事業の展開を本格化させるねらいだ。

築50年の平屋をリノベーションした

リアルさの体感がカギ

　同モデルハウスは、築50年の平屋をリノベーションしたものだ。2階の黒の外壁と木格子の組み合わせがシンプルでシックな印象に仕上げている。リビングは木のぬくもりや漆喰の壁が居心地の良い空間を演出。ダイニングの大開口が開放感を感じさせる。

　リノベーションでは、和室2部屋をリビング、ダイニング、キッチンへと生まれ変えさせ、広々とした空間を実現。 また、玄関に収納を新設したり、使いづらかった洋室をライブラリーなどにして棚を設けたりするなど、収納を2倍に増やした点も見どころの1つだ。

木のぬくもりと漆喰の壁が居心地の良い空間を演出