拓匠開発、新築業者が中古再生で14億円 年73戸会社経営

千葉を拠点に宅地造成、新築事業を行っており、ここ数年では買取再販の業績も伸ばしつつあるのが、拓匠開発（千葉県千葉市）だ。2015年から千葉エリア、2016年から福岡エリアでマンションの買取再販事業をスタートさせ、2024年6月期には73戸を販売。事業売上高は前年比6％増の約14億6000万円だ。

年間73戸販売、千葉と福岡2拠点で

宅地造成が核

同社は1988年の設立以来、千葉エリアで宅地造成事業を展開してきた。2010年からは「土からつくる家」をコンセプトに新築事業にも着手しており、オリジナルブランドを多数開発。さらに2015年、取締役でリノベ事業部最高責任者、藤原直行氏の入社により買取再販事業がはじまった。

デザインだけでなく水漏れしにくい仕様にするなど安心して暮らせる改修にこだわる