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ワイドアルミ、BtoCへ転換・3年間で...

2017年7月11日(火)~12日(水)

ワイドアルミ、BtoCへ転換・3年間で売り上げ3倍増に《リフォーム産業フェア 経営セミナーリポート》

東京ビッグサイト
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 「窓から見える庭空間」をコンセプトに、窓・外構工事を行うワイドアルミ(神奈川県横浜市)。巾竜介社長は、自社の発信力と充実した社員教育で生産性アップに成功。3年間で売り上げを3倍に伸ばした。

ワイドアルミ 巾 竜介 社長

【講師】 ワイドアルミ 巾 竜介 社長
【タイトル】 3年間で売上を3倍増 高い生産性を生み出す商圏の絞り込み手法とは

3年前の問題とその打開策

 3年前、巾社長は3つの悩みを抱えていた。BtoB事業による利益率向上の限界と、関東地区全域という広い施工エリアによる非効率、そして地元顧客の少なさによる低い生産性だ。

 そこで今までの広い商圏エリアを地元に絞り、エンドユーザーへ販路を広げるため、会社の敷地内にショールームを開設。

 「"窓とエクステリアの融合"をテーマに、サッシの取り換えを検討する方に窓から眺める庭や玄関まわりなど、さりげなくエクステリアの話題を盛り込んだプラスワンの提案を行うことを考案しました」(巾社長)

 エクステリアを含めた内容で成約できれば、一桁アップの売り上げにつながると見込んだ。窓と外構工事を一緒に手掛ける会社が珍しかったこともあり、前年比で来店者数が約8倍、契約率も2倍にアップ。地元客を中心にBtoC事業への拡大を図ることができた。

 一棟単価も上がり、さらに同じ工事現場で期間も短縮され、作業効率も上がる。

顧客に向けた、積極的な発信

 さらに地元に親しんでもらうため「集客活動強化」にも取り組んだ。

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