有料会員登録で全ての記事がお読みいただけます

CONYJAPAN、社員教育の徹底が会...

2019年7月30日(火)~31日(水)

CONY JAPAN、社員教育の徹底が会社の発展につながる《リフォーム産業フェア2019セミナーリポート》

東京ビッグサイト 西3・4ホール
このエントリーをはてなブックマークに追加

 7月30~31日、東京ビッグサイトで「リフォーム産業フェア2019」(主催:リフォーム産業新聞社)が開催された。イベント内で行われたセミナーの内容をダイジェストする。大阪府を中心にリフォーム事業を展開し、50億円の売り上げを超えるCONY JAPAN。同社代表取締役の小西正行氏が、会社の成長を目指して行った戦略や、その成果を語った。

CONY JAPAN 代表取締役 小西正行 氏

【講師】 CONY JAPAN 代表取締役 小西正行 氏
【タイトル】 年間人材採用数は50人!リフォーム業界で10年以上新卒採用を手がけてきた専門家が語る人材獲得、育成術とは?

企業理念を定め、社員が働きやすい環境を作る

 1997年に前身の会社を立ち上げた小西氏。下請けの受注からスタートし、自社の事業を始めるに至った。その中で順調に売り上げを伸ばしてきたものの、離職率は高かったという。

 「社員の出入りが激しいと、培う知識やノウハウが継承されにくいんです。売り上げは伸びていましたが、このままだと会社が肥大して空中分解するのではないかと感じました」

 当時、同社には経営理念はなく、営業職の社員の給与は歩合制度で、社員間で著しい給与格差も生じていたという。危機感を覚えた小西氏は2002年に企業理念を定め、それに伴い歩合制度も廃止した。

 「それまでの僕の口癖は、『今だけ、金だけ、自分だけ』。そこから一転して、お客様・協力業者・社員・会社を幸せにする『Four Happiness』を企業理念として打ち出しました」

 小西氏は企業理念を定めて以来、社員が安心して働ける環境づくりを行ってきたという。

 「弊社では、毎日の朝礼と掃除を徹底しています。朝礼では、経営理念を共有する。掃除では、リフォームで必要な『小さなことに気づく』力を養う。この2つが社員教育の強みとなっているんです」

有料会員登録で記事全文がお読みいただけます

毎日ニュース配信中!リーフォーム産業新聞公式LINE

リフォーム産業新聞社の関連サイト

閉じる