有力2社がディスカッション
中古ビルをリノベーションして活用するには、どうすればいいのか―――。11月、大規模修繕工事を行うヨコソー(神奈川県横須賀市)が開いたセミナーで、有力2社が中古ビル活用についてパネルディスカッションを行った。テーマは「市場価値を創る中古物件の条件とは? これからの建物リニューアルを専門家と考える」。
創造系不動産 高橋寿太郎 代表取締役(左)と建築再構企画 佐久間悠 代表取締役
登壇したのは、創造系不動産(東京都墨田区)と建築再構企画(神奈川県横浜市)。創造系不動産は千葉県いすみ市で地方創生プロジェクト「いすみラーニングセンター」を開催し、不動産と建築の両方の視点から課題解決を行う。建築再構企画は違法建築物を適法改修、再生する業務を得意とする。
パネルディスカッションでは、市場価値のある中古ビルはどんなビルかという質問が出た。創造系不動産の高橋寿太郎代表取締役は「家賃が高く取れているビル」と前置きし、次のように述べた。「有名な店舗が入っている建物は、それだけで価値になります。改装する際には、中に入っている業態を変え、ブランド価値のあるテナントに生まれ変えます」

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