中村工務店、2年で粗利率が7%改善《リ...

　7月12日、13日、東京ビッグサイトにて「リフォーム産業フェア2016」（主催・リフォーム産業新聞社）が開催された。イベント内で行われたセミナーの内容をダイジェストする。

　リフォームで年間7億8000万円を売り上げる中村工務店（長崎県長崎市）。同社の中村鉄男社長が近年取り組むのは粗利率の改善。様々な取り組みにより、なんと2年で7%も改善できた。同氏によればポイントは10あるという。今回は、この取り組みのうち3つを紹介する。

見積もりが全ての始まり

　粗利を改善するために同社が取り組んだのは、見積もりの正確性を高めること。「以前は10人の営業の見積もりの作り方がバラバラで結果も異なっていた。これを正すために全員の見積もりをチェックする担当者を置きました」（中村社長）